アンチエイジング効果が期待できるペプチド。
ペプチドってチラホラ耳にするけど、結局のところ、どんな効果があるのかな〜っと思っている方は多いかと思います。
私の認識も、アンチエイジングに良いんだよね〜っと、ぼんやりとした感覚で来ていたので、ここで、また詳しく調べてみました〜
アメリカの皮膚科クリニックの情報を参考にペプチド についてまとめました。
情報によって、意見が色々と異なっていたので、これも一情報としてみていただければと思います。
ペプチドとは何?
ペプチドは、コラーゲンやエラスチンなどのタンパク質が分解したときに形成されるアミノ酸の短い鎖です。これらのタンパク質は、ハリ、弾力性、そして全体的な肌の健康を維持するための基本です。コラーゲンのレベルが低い肌は、しわ、しわ、たるみが発生しやすくなります。
ペプチドは、新しい皮膚タンパク質を作成するための構成要素として機能します。
ペプチドは、体内のすべての人間の細胞に自然に見られます。ペプチドは、皮膚への構造的および機能的効果を超えて、ホルモンや酵素の生成から体の代謝プロセスの機能まで、他の多くの体の機能に役割を果たします。また、髪と爪の両方を強化する役割を果たします。
ペプチドはどのように機能する?
ペプチドはいくつかの方法で機能します。主に、ペプチドは、組織の損傷を適切に治癒するために、より多くのコラーゲン(および他のタンパク質)が必要であるという身体への警告信号として機能します。体はペプチドの存在をコラーゲン喪失の兆候として解釈します。したがって、体は代わりに新しいコラーゲンを製造することによって補います。
この原理は、皮膚だけでなく、関節や筋肉などの他の組織にも当てはまります。たとえば、膝が怪我をした場合、その領域に高レベルのペプチドが存在すると、怪我を癒すために、その特定の体の領域でのタンパク質の成長に体が集中します。
老化した皮膚にペプチドを(美容液または保湿剤を介して)局所的に塗布すると、体がだまされて、その領域の皮膚に皮膚タンパク質が不足していると思い込ませます。これにより、コラーゲン、エラスチン、およびヒアルロン酸のような他の皮膚の健康な酵素が生成されます。これらはすべて、肌をふっくらと引き締めるのに役立ちます。時間が経つにつれて、その領域は皮膚の引き締めまたはふっくらを経験し、より若々しい外観、しわ減少させる可能性があります。
スキンケアでペプチドはどのように使用されている?
ペプチドは、アンチエイジング美容液、保湿剤、クレンザー、フェイスクリーム、アイクリームなど、さまざまな製剤に含まれています。ペプチドにはさまざまな種類があります。
たとえば、
酵素タンパク質:実際にコラーゲンがより弾力的になるのを助け、コラーゲンの分解を遅らせます。
キャリアペプチド:コラーゲンを高めるミネラルを肌に与えます。
神経伝達物質ペプチド(ボトックスに類似):筋肉の収縮を促す物質をブロックして、シワや小じわを滑らかにする。
銅ペプチド:現在のコラーゲンを維持しながら、同時に新しいコラーゲンの発達を刺激することが知られています。
ペプチドはどのような皮膚に向いている?
アンチエイジング予防。
自然な老化によって、体は驚くべき速さで皮膚の健康と外観に不可欠なコラーゲンや他のタンパク質を失います。 30代以降、ほとんどの人は毎年残りのコラーゲンの1%を失います。紫外線やフリーラジカルへの曝露などの他の環境要因への毎日の曝露は、コラーゲンとエラスチンの両方のさらなる枯渇をもたらします。その結果、若々しくハリのある肌は、薄くシワの目立つ肌になってしまいます。
ペプチドは実際に機能するの?
市場には多くのペプチドがありますが、スキンケアで最も一般的に使用されているペプチドはMatrixyl(パルミトイルまたはオリゴペプチドペンタペプチド)です。研究によると、適切なペプチドスキン製品は、皮膚の奥深くまで浸透し、コラーゲンの生成を促進することができ、滑らかな質感、しわの減少、毛穴のサイズの縮小、傷の修復、湿疹や皮膚炎などの皮膚の状態の改善に重要な役割を果たすことができます。
反対にこのようなデータもあります。
残念ながら、これらの主張を裏付ける科学的データはあまりなく、ペプチドは、実証済みのAHA、レチノイド、抗酸化剤ほど効果的ではない可能性があります。
製品を選ぶ上での注意点
非常に多くの異なるペプチド強化製品が市場に出回っているため、注意を払う必要があります。すべてのペプチドまたはペプチド製品が同じように作られているわけではありません。理想的なペプチド製品は、成分の安定性が高く、皮膚の奥深くまで浸透する能力を備えた製品です。美容液、クリーム、などの保湿剤を選択してください。簡単に洗い流せてします、クレンザーは理想的ではありません。
副作用はありますか?
現在まで、さまざまな臨床研究で、ペプチドの局所塗布に悪影響は見られませんでした。皮膚の刺激、発赤、または乾燥を引き起こさないので、すべての皮膚タイプで安全に使用できます。ただし、ペプチドスキンケア製品に刺激や炎症を引き起こす可能性のある他の成分が含まれている可能性があることに注意する必要があります。
まとめ
アンチエイジング、特にシワの予防と、お肌にハリをもたらす成分。効果としては、今の段階では、他のレチノイドなどの有効成分と比べると、研究データも少なく、効果も少ないようですが、逆に副作用も他の強い成分に比べると少ないので、レチノイドなどの成分にお肌が耐えられない方などには良さそう。
そして、化粧品部類は、他の成分にも言えますが、ブランドにより大きな差が出てくるので、この成分もやはり研究や臨床試験がしっかりされている大手の会社が出しているものの方が安心だなと思いました。
私は今までほとんどペプチドは使ってきていませんが、少し前に、ペプチドの成分目的というよりも、メイク前の保湿クリームにどうかと思って、『The Inkey list』のペプチドクリームを購入しており、
(以前ブログに書いています→プチプラスキンケアブランド『The Inkey List』 からペプチドクリーム。
少しお試しに使ったまま、普段の保湿クリーム、ペプチド目的では使わぬままでいたのですが、これをきっかけに、しばらく、毎日のルーティンに入れようと思います、また感想を書きます。
参照資料
https://www.dermchicago.com/blog/ingredient-spotlight-peptides/
https://www.westlakedermatology.com/peptides-skin-care-ingredient/