最近の私のスキンケアについて。
年末年始頃、自分の肌を自分でコントロールできなくなった件。
私は30代半ば。アラフォーに入りました。お肌も年齢とともに変化してきまして。それをすごく実感した冬。
中学から高校にかけては思春期にきびで特におでこのニキビに悩まされ、頻繁に洗顔していた記憶があります。その後、少し落ち着きましたが、ちょこちょこニキビが出る感じでした。背中のニキビにも悩んでましたね。基本的にはオイリーよりの混合肌と言ったところかな。いつもテッカテッカしていました。20代後半に入った頃に、自分にあったピーリング石鹸に出会い、それを使い始めてから、背中のニキビが見事に綺麗に。顔もまれにニキビができるくらいでほとんどできない感じ。肌もツルッと感。
その後、ニューヨークにきて、環境が変わったせいか、さらにお肌の調子がよくなりました。(今思うと、ニューヨークでは圧倒的に歩く量は多い、日本のように美味しいケーキやシュークリーム、菓子パンなどクリーム系のデザートがないからほとんど食べなくなったことが関係していると思います)
例のピーリング石鹸はずっと使い続けていました。
今まで色々なお肌の専門家のお話を聞いた読んだりしてきて、ニキビ肌の人のスキンケアの間違いで洗いすぎが原因の一つであることは知っていましたが、自分の今までの経験上、私のお肌は一日2回、その石鹸で洗うと良い状態が保てていた上、やめると肌が荒れていたので、どんな時も朝晩のこの洗顔石鹸での洗顔はマストでした。
しかし、状況が変わったのがここ数ヶ月。
冬で乾燥が激しく、特に寒い日が続いて、暖房もかなりガンガンかけていたのが最後にグッと肌荒れを助長させたのでしょう。
今まで、しっかり朝晩、そのピーリング石鹸で洗顔して、レチノイドやビタミンC使っていてもここ2年くらい問題なくいましたが、年末頃から、マスクの影響もあってか、ニキビができやすくなったり、毛穴が詰まりやすくなったり、あまり良い状態が保てなくなり始めました。そして年が明けて一月、急に今まで使っていた何の刺激も感じなかった化粧水やクリームまでがヒリヒリするようになりました。
基本的にお肌は頑丈で、どんなスキンケアをつけても大丈夫な方でしたのでこんなの初めて。
バリア機能が崩壊していたのでしょう。
ピーリングの石鹸は中止。朝の洗顔中止(ぬるま湯で洗い流すだけ)。アクティブなスキンケアは全部中止。夜はクレンジングに低刺激の洗顔に最低限の保湿クリームだけ。朝はぬるま湯で流して、保湿クリームと日焼け止めで過ごしました。
そしたら、どんどんお肌の状態が回復。
ニキビができた時は、あのピーリング石鹸を使わないと今までは悪化していたのですが、今回に限っては逆効果。
お肌の必要なオイルとお肌の必要な美肌菌が全部洗い流されちゃっていたのでしょうね。そして、やはり年齢を重ねると自然とお肌の状態も変わりますから、状況に応じて、スキンケアを変えていかないと大変なことになるなと実感。自分のお肌を過剰評価していましたね。
お肌のバリア機能が崩壊してから数週間は最低限のスキンケアで過ごし、肌の刺激を何も感じなくなってきた頃から、朝のビタミンCセラムと夜のレチノール(低刺激なもの)をお肌の状況を見ながら毎日ではなく少しずつ使い始め、今は、毎日朝のビタミンCと夜のレチノールは使っていますが、何の刺激も感じなくなりました。
しかし、今も変わらず朝の洗顔はしていません。夜はクレンジングの後に、そのピーリング石鹸または少し優し目の石鹸をその日の状況で変えて使っています。
あのお肌のバリア機能が崩壊してから2ヶ月、お肌の調子がすこぶる良くなりました。
今の私のお肌の状態と使っているスキンケアのバランスを考えた時に、朝洗顔なしがすこぶる調子が良い。
おそらく、また夏に向けて皮脂が増えたりした場合は状況が変わるでしょうから、自分のお肌と向き合っていくことが大切ですね。
オイリー肌でもニキビ肌でも過剰な洗顔はお肌に良くないことを身をもって実感しました。
ある程度年齢重ねていくと、固定概念もでがち。でも、もし今のお肌の状態が好ましい状態ではないのなら、新たなものをたくさん取り入れる前に、基本に帰って、最低限のスキンケアに戻してみることがまた新たな自分を発見できる一歩かと思います。