つぶやき。
私はニューヨーク在住です。
私は、適当な時はすごく適当なのですが、結構真面目な性格の方かと。
アメリカに来てかなり適当になってきた部分もあるので、日本でずっと仕事をしてきている人に比べたら全然そうでもないかも。
先日の仕事で。
その日は少し遠いところでの撮影。
車のある人は現地集合でもいいし、そうでない人は、マンハッタンに集合してからVANで向かうという感じ。
この日の仕事の連絡のやり取りは少し特殊で、私はその日に働くボスとしか連絡が取れない状況。
その日のボスはアメリカ人。すごくいい人だけれど、すごく適当。
私の集合時間が変だったので、前日にボスに確認したけど、「おそらくそれ間違っているから1時間遅くていいよ」っていう曖昧な答え。
なので、真面目な私は、「おそらく」とか「I thik」っていう曖昧なものに従って、VANに乗れないと嫌なので、万が一に備えて、変だと思った1時間早い予定表通りに向かう、やっぱり間違えだった。
ボスのエージェントとの連絡ミス。前日に私の時間が変更されていたはずなのに連絡してこなかった。
私が前日、ボスに確認したのにも関わらず、おかしな点を全部メールしたにも関わらず、ボスが、クライアント側にも自分のエージェントにも確認してくれなかったのが意味不明って思ってましたけれど。一通のメールですむ話なのに。
まあ、遅れるよりはマシかなっていう感じで行きました。
その日は、怒涛の忙しい週が終わって、ちょうど休みの次の日だったし、天気もいい日だったからよかったけれど、これが、忙しい週の1日だったら激怒だぜw
現地に着いたらプロデューサーが謝ってきたけれど。
現地について、1時間早い時間で集合のはずの一人に(車で現地に直接行った人。多分アメリカ人)に予定表通り来てた?って聞いたら、来るわけないじゃん。どうせ、ボスも1時間遅くにくるしって言ってた。
彼女が言っていることはすごく正論だし私もそう思ったのだけれど、万が一何かの理由があって、1時間早い集合かもしれないし、これで遅れたら嫌だなとか。万が一これで私だけ遅れたら、人の目も気になるしみたいな、日本人的な考えが出てしまった。
こういう彼女みたいに、自分に自信があるというか。。おかしいと思ったら、ちゃんと書面できているものでも、信用しないアメリカ人は多い。自分に自信がありすぎて、彼らが間違えていることも多いのだけれど、間違っても、書面が分かりずらかったからとか言って、全然堂々としているし、「私悪くありませんけど」ってオーラ出しまくれる。
確かに、アメリカでは、みんな良くも悪くも適当なので、自分で変だと思ったものを確認しないと、自分だけミスをするってことがあるので。誰かのせいで自分がミスしても、ミスした人の問題なので。
私が気にしているほど、周りも気にしていないから、これで私が遅れても、誰もなんとも思ってない気もするけれど。(ニューヨーク長くなってきて感じていることの一つ。)でも私には、こんな風に「私間違ってませんけど」って強気にはできない。
この真面目さというか弱さにより、楽はできない方向になってしまう。まあ、こんなのはよくある話で、でも一生懸命真面目にやっていればいつか報われるといまだに思っています。それが日本人の良さでもあるし、それしかできない私なので。
なんだかんだありましたが、仕事自体は、無事に始まり、無事に終わったのですけれど。
ちなみに、
アメリカ人が全員こいうわけではなくて、ちゃんとしている人はちゃんとしている。こういった状況でも一瞬で連絡とって確認してくれる人がほとんどだけれどね。
日本での仕事の感じは忘れてきているけれど、なんかアメリカっぽいなって思った日でした。