ニューヨークに戻ったら入国審査で別室に送られた話。

ニューヨークに戻ったら入国審査で別室に送られた話。

今日のつぶやき。

「ニューヨークに戻ったら入国審査で別室に送られた話」。

先日、ヨーロッパに用事がありまして行ってきて、JFKに戻ってきました。

8時間くらいのフライトの後、JFKもすごく混んでいて、入国審査まで行くのに1.5~2時間くらい待ちました。やっと自分の番。
私はアメリカで働けるビザを持っているので、大体、職業聞かれるくらいで、ほぼ終わることが多いですが、今回当たったお姉さんは、なんか厳しい。勝手な私の予想では、まだ若手っぽいから、慎重に基本に基づいてやっている感じ。でも、少し意地悪。

っていうのも、どこに住んでいるのって聞いてきたから、大体の地域を行ったら、「そういうことを聞いているんじゃなくてアドレス」って言われて、そしたら、アドレスはどこって聞いてよって思ったけども、まあ、大人の対応しました。
他にもいつも聞かれないような事を聞いてきた。まあ、答えられないようなことではないし、基本の質問と言えばそうだけれども。その後に、いつも大丈夫なことがお姉さん的には引っかかったようで、別室に送られました。

私の気持ち
「もー疲れているから早く帰りたかったのに〜ついてなさすぎる。これもしダメって言われたらどうするんだよ〜」
っと感じ。

結構身近な人も、悪いことはしていなくても、色々な理由で、別室に行くことがあることはよく聞いていたので、まあ、そこまで大ごととは思ってなかったのですが、それでも、とっさに最悪のシチュエーションを考えて、解決策を考え始めたり、ヒヤヒヤしてくる。

初めての別室。

別室って 言っても、DMVみたいな感じの小さいバーションの普通の待合室。担当してくれる人が窓口にいて、呼ばれたら行くみたいな。小さい部屋だし、プライバシーも何もないから、話がほぼ全部聞こえる。

その日は、3人担当者がいて、一人の男性はちょっと怖そうだから嫌だなと、他の二人の男女は優しそうだから、この二人のどっちかがいいな〜とか思って待っている。

1時間は待たされたよ。

待っている間に、
インド系っぽい、車椅子に乗ったおじさんが入ってきた。色々調べられてて、「あなたは昔、違法でアメリカに入っている、そうでしょ?」って言われてて、また色々調べられて、「今回はあなたを入国させることはできません」って多分言われてた。

反対側では、担当のお姉さんがめっちゃ調べまくってて、その後呼ばれた男性は、よくある、犯罪者かなんかと同姓同名ってことで呼ばれちゃってて、でも悪人ではないと分かったので、「今度からメモしとくから大丈夫」と言われてた。

目の前のお兄ちゃんは、
何がダメだったのかはよくわからないけど、基本的な身元を全部聞かれてた「職業とか、何年働いているとか、ニューヨークに来た目的とか、どこに滞在するとか」お兄ちゃんが最後に何でこうなったかとか聞いていたけれど、ちょっとよく聞こえなかった。

他にもずっと待たされて調べられているちょっと怪しげな人もいたけれど、ほとんどの人は問題なしとしてそのまま出て行ってた。

そして私の番がやっときた〜

もう8時間の飛行機降りてから、3時間も待っているので、ドキドキ半分、疲労困憊。

さっきは運悪く、厳しめのお姉さんに当たったが、別室では、優しめ雰囲気のイケメンお兄さん。心の中で「よしっ」って思った。

パソコンカチカチしながら、もう表情的に、私のこと怪しんでなさそう。
いつも通り「職業は?」って聞かれ「メイクアップアーティストです」って答えると「ファッションウィークは今やっている?」と笑顔で。「ニューヨークファッションウィークはもう終わったよ」って答え、全然やばい感じしないし、私も疲れでどうでも良くなっていたので、ジョークでも言ってみたくなって「お兄さんもランウェイ歩いたの?」って聞いてみた。そしたらね、イケてる人はのりもよく、「“今回”は歩いてない〜」って笑いながら答えてくれた。その後も「去年より仕事忙しい〜」とか世間話。そんな一瞬の会話で終了。こんな世間話だけしかしてない人は私以外にはいなかった。

なぜ私が別室に送られたのか。。。

次回の入国の際にまた問題になることを考えて、色々理由とか聞こうかと思ったりもしたけれど、また長くなったり、そこから色々別に調べられたりしても面倒だからやめた。

冷静に考えれば、ちゃんとここでやばい人を阻止しなければ、テロとか起こったら大問題なので、意地悪なお姉さんみたいにしっかり仕事をしてくれる人は大切な人材。だと思われます。でも当たりたくはないw 
通常は職業聞かれ。「メイクアップアーティスト」って答えると50%の割合で「僕にもメイクできる?」とかメイクのこと聞いてくる。それで、「あなたは肌が綺麗だからメイクの必要はないよ、したかったらやったあげるけど」とか適当なこと言って終わるけど。それもそれでアメリカを守ることを考えると、問題かも?個人的にはいつもそれであってほしいけど。このノリの良さは好きだから。

3時間ぶりに解放〜
私の荷物も、時間経ちすぎて、クルクル回る荷物から下ろされて、隅っこに置いてあった。

長い1日だったし、ヒヤヒヤさせられたけれど、今思えば、面白い経験だった。海外生活していると、本当に経験豊富になるね。必要な経験かは不明だけれど。でも、話題は豊富になる。もう別室には行きたいくないけど。

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