ニキビの原因って実は違う?ニキビの時のメイクどうする?

ニキビの原因って実は違う?ニキビの時のメイクどうする?

メイクアップアーティストとしてニューヨークで仕事してます。ホリスティックヘルスコーチの資格をニューヨークで取得し、お肌の関係と、健康との関係を絡めて日々考えています。

ニキビは思春期の頃に比べればできませんが、たまにできます。2年前、夏でもどこでもマスク着用になったときは、久々に、ニキビに悩まされました。今はニキビができそうになったり、少しできたときは、ピーリングの石鹸を使用してターンオーバーを早めることで、早めに防いでいます。また自分のニキビのできる原因が大体わかるので、それに逆らわないようにしています。私のニキビのできる原因は、乳製品の取り過ぎ、生理前のホルモンの変化。スキンケアを怠ったり、肌に負担をかけた時。スキンケアが合わない時。

自分自身でどんな時にニキビができるかわかることでも、ニキビに対応しやすくなると思います。

みんななんとなくわかっているけど、意外と間違っていることがあるのでここでシェア。

ニキビのできる4つの主な要因。

1、過剰な皮脂の生成。
2、過剰な皮脂とと死んだ皮膚細胞(角質)によって詰まった毛包(毛穴の奥)
3、バクテリア
4、炎症

ニキビができるまで大きく分けて3段階

①余分な皮脂や、角質が毛包に詰まった状態→コメド。毛穴が閉じた状態だと白ニキビ、毛穴が開いているものを黒ニキビと呼ぶ。
②コメドの中でアクネ菌が炎症を起こすと赤く腫れたニキビになります。紅斑丘疹。
③炎症がさらに進行すると膿がたまる膿疹。これが悪化すると痕が残る。

にきびを引き起こしたり悪化させる原因。

いまだに脂っこいものを食べるとオイリーになってニキビが悪化するとか、チョコレート食べるとニキビができるとか勘違いしている人が多いですが、(多少は関わっていることあるという意見もありますが)それよりも大きな原因は以下。

1、ホルモンの変化。
アンドロゲンは、思春期に増加し、皮脂腺を拡大させて皮脂を増やすホルモン。また、中年期、特に女性のホルモンの変化は、ブ肌荒れにもつながる可能性があります。

2、食事。
研究によると、パン、ベーグルなどの炭水化物が豊富な血糖値を急激に上げる食品乳製品は、にきびが悪化する可能性があります。

3、ストレス。
ストレスはにきびを引き起こしませんが、ストレスからくる、ホルモンの変化や、食事の変化などで、ニキビが悪化する可能性があります。

4、不適切なスキンケア。
毛穴に詰まりやすいスキンケアの使用。洗顔のしすぎ(強力な洗顔を使い過ぎ)。保湿不足。など誤ったスキンケアが原因の可能性。

5、皮膚への摩擦または圧力。
携帯電話、ヘルメット、タイトな襟、バックパックなど肌を圧迫し、摩擦を起こさせるアイテムが原因である可能性があります。最近はマスクも大きな原因。

普段の生活で気をつけること

1、優しく洗顔。
1〜2回/日。泡立てた石鹸で、優しく素早く洗い流す。ぬるま湯で刺激は最低限で。

2、シーツや枕カバー、メイク道具は清潔なものを使用。

3、できるだけ、顔やニキビは触らない。摩擦を起こさせないようにする。

5、しっかり保湿する。ニキビできやすいオイリー肌の人は、ノンコメドジェニック、オイルフリーのスキンケアを使用するなど。

6、角質除去の成分の入った(AHAやBHAなど)洗顔石鹸やスキンケア製品を使って、角質を溜め込まないようにする。

6、紫外線対策。紫外線は、皮膚の角化を促進してニキビの悪化要因となる。

7、食事を気を付ける。血糖値を急激に上げる、精製された炭水化物や砂糖の摂取を控える。乳製品を控える。

8、ストレス緩和に努める。

9、睡眠をしっかりとる。

メイクアップアドバイス

色付きの保湿込みの日焼け止めが使える!!
ニキビの原因の一つでもある紫外線も防げて、ものによって、オイルフリーやノンコメドジェニックで毛穴を詰まりにくくしてくれ、保湿成分や炎症を抑える成分も入っている。そして色もついているので、カバー力はファンデーションほどまではいかいけれど、肌への負担を減らしながら、肌のトーンを整えてくれる。

例えば私が最近好きで使っている 『Australian GoldのBOTANICAL SPF 50 TINTED FACE SUNSCREEN LOTION』
最近気に入ったマットなティンティド(色付き)日焼け止め。ミネラル日焼け止めSPF 50。

は色付きで多少のカバー力はある上に、保湿成分も入っていますが、毛穴に詰まりにくい処方で、オイルフリーでもあります。そして、SPF50で日焼け止め。

他にも前にブログに書いたことのある
『CeraveのHydrating Mineral Sunscreen SPF 30 Face Sheer Tint』
安定のブランド。ドラックストアで買える色付きミネラル日焼け止め。
も色付きで多少のカバーもあり、ノンコメドジェニック処方で保湿成分のヒアルロン酸や、セラミド配合、さらにはオイルコントロールや炎症を緩和してくれるナイアシンアミドも入っています。SPF30で日焼け止め。

こういったものを使用することで、ニキビができたり、悪化を防ぎつつも、多少のカバー力によって、お肌を綺麗に見せることができます。最初のAustralian Goldの方は色味選びがちょっと難しいですが、マットに仕上げてくれるので、ニキビの出来やすいオイリーな人には使いやすいです。

これも、重ねれば結構カバーされます。

まとめ

ニキビって一度できてしまうと厄介。最悪の場合跡が残って色素沈着ってことも。
ニキビのできる原因って、脂っこいものを食べるって思っている人もいますが、それはほぼ関係がなくて、それ以外の原因がたくさんあるので、当てはまるものがある人はそこは気をつけてみたら、ニキビができにくくなるかもしれません。

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