インターミッテントファスティング(短い時間の断食)したことありますか?
数年前からインターミッテントファスティングってよく耳にします。周りでも多くの人がやっています。
私は意識してやったことはないのですが、
この方法を最初に聞いたときに、私、インターミッテントファスティングやろうと思ってやったことはありませんが、勝手にこのインターミッテントファスティングやってるなって思いました。
ここ数年の私は、基本朝ごはんを食べない方が多いです。
朝は白湯から始まり、水、コーヒーかお茶。そして、朝ごはんは食べず、お昼ご飯。そのため、勝手に長めに食べない時間がとられているのです。最近の私はすごく我慢するとかはしていないので、朝でも食べたい時は食べますが、そういった日は夜にほとんど食べていないとかで、勝手に体が、食べない時間をある程度確保するようにイなっている気がします。
人間の体は、自然と、インターミッテントファスティングしていると、それに適応した体になっていくようなので、勝手にそうなったのかもしれません。
朝ごはんを食べている時期もありましたが、食べない方が体が軽い気がして、朝の効率も良いように感じるから、ここ数年はこんな感じのルーティンです。
インターミッテントファスティングについて意識したり、完璧に毎日16時間とはしていませんが、この長時間食べない時間をもつ効果は私も感じています。
そこで、
予防医学の第一人者のDr Frank Lipmanがインターミッテントファスティングについてわかりやすく答えていたので、シェアします。
インターミッテントファスティング(短い断食)はいくつかの点で利益をもたらします。
①単純なカロリー削減。
長期間食事をしないと、自然に(そして楽に)全体的に食べる量が減ります。
②消化器系が休息できて、消化器系がより良く機能する。
③インスリンや成長ホルモンなど、老化や体重に影響を与えるいくつかの重要なホルモンに大きな変化を引き起こします。
④ファスティングは長寿遺伝子経路を刺激するホルミシス(ごくわずかの量がかえって体によい働きをする現象。)の1つ。
⑤ファスティングは、オートファジー(オートファジーとは細胞が自らを分解して再利用することを指し、簡単にいえば古い細胞を新しく生まれ変わらせる仕組み。)に刺激を与え、免疫と老化に不可欠な細胞の解毒プロセスを行う。
どのように行うか?
週に数回、早めに夕食をとり、翌日の最初の食事を少し遅めに取ります。食事をしない時間を16時間取ります。単純ですが強力です。午後7時か8時までに夕食を終えることをポイントにします。通常、7時間か8時間眠っています。朝、起きて大きなコップ一杯の水を飲みます。そして、11時か12時に栄養価の高い食事をします。
確かに、最初は難しく感じる方もいるかもしれませんが、そんな方は、一気に16時間に変更する必要はありません。 12時間から始めて、14、16と広げていきます。
効果
体が調整されると、断食は素晴らしい気分をもたらす。
炭水化物依存症を解消するのに役立つ。
朝が特に生産的になる。
断食に関してよくある質問への回答。
①なぜ16時間?
研究によると、オートファジー(オートファジーとは細胞が自らを分解して再利用することを指し、簡単にいえば古い細胞を新しく生まれ変わらせる仕組み。)が開始してその仕事をするのに約16時間の絶食が必要です。必要に応じて、18時間または20時間お気軽に行ってください。
②16時間できない場合はどうなりますか?
できることからやってみて。短い時間からでも大丈夫です。 12時間は10時間よりも優れており、14時間は12時間よりも優れています。徐々に増やすと、思ったよりも簡単になる場合があります。
③どのくらいの頻度で行う必要がありますか?
週に2日から始める。最終的な目標は、これを常に行うことであり、その日の最後の食事から翌日の最初の食事までの間に16時間とります。人々は、その結果を、非常に快適であると感じ、体重減少、エネルギーの増加、そしてより良い睡眠を報告しています。
しかし、16時間断食が難しい場合は無理する必要はなく、最高でも週に3日までとするのでも大丈夫。それでも効果に気付きます。
④真夜中のおやつはどうですか?
夜の間食が習慣の人は、夕飯後にキッチンを全て片付けて、キッチンに入らないようにするなどの努力が必要になります。もし、毎朝お腹が空いて目を覚ます人がいれば、その人たちには最初は難しいかと思いますが、それを乗り切ると、体がそれにアジャストして朝起きてお腹が空くということが徐々になくなります。
⑤朝に運動するとどうなりますか?
エネルギーにブドウ糖が使用されず、すぐに脂肪を燃焼します。食事をせずに運動するのは実際には素晴らしいこと。運動する前に何かを食べなければならないというのは神話です。
⑥水は飲んでも良いですか?
はい。朝の水は水分補給し、1日の流れをよくします。
⑦朝にコーヒーを飲んでもいいですか?
断食中にコーヒーを飲んでも大丈夫かどうかについてはまだ議論の最中です。厳密に言えば、答えはノーです。一部の人々(私たちを含む)は、炭水化物やタンパク質を含まない一杯のコーヒーやお茶はファスティングを継続させた状態(内臓機能をまだ休ませた状態)という理論に賛成です。一部の人は、ブラックコーヒーを含む水以外のものを摂取すると、肝臓が機能させている(内臓が休めていない)と言います。まだよくわかりません。水だけで16時間が問題ない場合は、そうしましょう。理想的です。
コーヒーやお茶を飲んでいる場合は、通常のミルクやハーフアンドハーフは炭水化物やタンパク質が含んでいるため、使用しないでください。そして、甘いアーモンドやオーツ麦ミルクなどの甘い代替品はインスリンを分泌するので使用しないでください。インスリンを誘発しないことが重要です。したがって、コーヒーに何かが必要な場合は、炭水化物やタンパク質を含まないMCT(中鎖トリグリセリド)オイルなどの純粋な脂肪を使用してください。
第一選択:水のみ。
第二選択:砂糖や牛乳を含まないお茶やコーヒーです。
第三選択:MCTオイル入りの紅茶またはコーヒーです。
⑧より長い断食はどうですか?
16時間のインターミッテントファスティングのみが方法ではないので、他にもいろいろな方法があります。
しかし、より集中的な断食をしたい場合(たとえば、週に1日食事なしで断食したり、数日間断食したりする場合)は、医師の監督なしに断食しないでください。
⑨断食が難しい場合はどうしたらいい?
食事に砂糖やでんぷんがたくさん含まれていると、最初は断食が難しくなる可能性があります。1週間かけて、砂糖を減らし、すべての穀物を減らし、さらにマメ科植物を控えてみてください。そしてもう一度挑戦してみてください。
⑩16時間の断食は誰にとっても安全ですか?
やってはいけない人もいます。複数の薬を服用している場合、高レベルのトレーニングをしているアスリートの場合、非常にストレスを感じている場合、または摂食障害の病歴がある場合は、断食しないでください。断食は良い方法でシステムにストレスを与えますが、システムが外部のストレッサーからすでに過負荷になっている場合は、それが多すぎる可能性があります。感情的に荒れた場所にいる場合、断食はあなたにとって最善の策ではないかもしれません。もちろん、妊娠している場合は、断食しないでください。子供もすべきではありません。懸念がある場合は、まず医師に相談してください。
まとめ
朝食は食べた方がいいって人と、こういった、インターミッテントファスティングで16時間何も食べない方がいいって人と、いろいろな意見があり惑わされますが。人間みんな違うので、自分に合う方法を取り入れることが一番だと。
私の最近は、こうしなきゃと決め事を作ると、それにストレスを抱えて逆に悪い食生活になるので、こういったファスティングも絶対16時間とはせずに、できる時はやろって感覚でいます。そうすることで、勝手に体調の良い生活が取り入れられている気がします。
みなさんも、なんだか体調がすぐれない場合は、こういった食生活の変化を取り入れてみてはいかがでしょうか?
*参照