私はアメリカに住んでいますが、家では床に座ることが多いです。
ソファーもありますが、床に座ってソファーに寄りかかるって事も好きです。
床生活が好きな為、わざわざ日本から座椅子を買ってきまして、コーヒーテーブルにパソコンを置いて過ごしています。
よく昔のアメリカドラマや映画では土足で家に上がるのを見かけますが、私の経験上、結構アメリカの家でも土足禁止な家が多いです。(場所や地域によっても違うかも)
そんな土足禁止な家でも、やはりアメリカでは日本のように床に座る習慣はほぼなく、彼らには快適ではないようです。
そんな中、
最近見たアメリカのウェルネス系のオンラインマガジンWELL+GOODの記事で
『長寿の専門家が床に座る習慣を身につけるべきだと言う理由』
と言う記事が目を引いたのでシェアします。日本人なら、床に座るなんて、全く特別なことではないので、なんか驚いたのと、日本ってすごいなって思って。
以下が記事になります。
ブルーゾーン(ブルーゾーンとは、健康で長生きの人々が数多く居住する特別な地域を指す。この地域には90代はもちろん…100歳を超える人々が多数暮らしている。)の創設者であるダン・ベットナー氏は、「世界史上最も長生きした女性は沖縄に住んでいました。個人的な経験から、彼らが床に座っていた」「私は103歳の女性と2日間過ごし、彼女が床から30〜40回立ち上がるのを見ました。これは、毎日30〜40スクワットを行うようなものです。」と彼は言います。
手足を使わずに足を組んだ姿勢(座位上昇テストとして知られています)は、長寿の良いマーカーです。 European Journal of Preventive Cardiologyに発表された研究によると、この運動をうまくできなかった人は、最もよくできた人よりも5〜6倍死亡する可能性が高かった。
「有酸素フィットネスは生存率と強く関連していることはよく知られていますが、私たちの研究では、高レベルの体の柔軟性、筋力、パワー対体重の比率などは、日常の活動を行うのに良いだけではなく、平均余命に好ましい影響を及ぼします」と、研究の主任研究者であるクラウディオ・ギル・アラウホはプレスリリースで述べています。
床に座った状態から立った状態を1日に複数回すると、コアの筋肉と働きのバランスが強化され、全体的な筋骨格のフィットネスと可動性を改善および拡張できます。また、65歳以上の人が意図せずに怪我をして死亡する最大の原因の1つである『転倒』をするのを防ぐのにも役立ちます。
「椅子から降りて、あぐらをかいて床に座ると、体を再調整し、坐骨を中心に置き、コアの安定性を高めることができます。強度、自然な柔軟性、全体的な動きが改善されます」とボディアラインメントスペシャリストの Lauren Roxburghは言います。
そうは言っても、Roxburghは、床に座る場合は、姿勢に注意を払うことが重要であると述べています。 「腰に負担を与えるうなしゃがみかたは避けてください」と彼女は言います。 「また、足首と足の圧力を減らすために、体重を腰の中央に保つようにしてください。」彼女の意見では、最適な位置合わせのために床に座る最良の方法は、クッション、折りたたまれた毛布の端、または柔らかくてフワフワしたボールの上に座ることです。
「長寿、柔軟性、流動性を維持し、健康な体を維持するための鍵は、[可能な限り]一日中継続的な姿勢の変化を生み出すことです」。 「したがって、床に座って定期的に長く深いスクワットを行うことは、循環、血流、エネルギーを高め、柔軟性と可動域を増やし、空間を作り、身体の認識を深めると同時に、落ち着きを感じるのに役立つ優れた方法です。Roxburgh
まとめ
床に座る事で、自ずと体の筋力を上げ、バランスを整え、それが長寿につながると言うお話でした。
生活に便利なものが増えてくる中で家の中でも極力動かなくて済むようになっているのも忘れがちだったので、昔ながらの日本人の生活の素晴らしさを思い出させてくれた記事でした。
皆さんは床派ですか?イス派ですか?
私は床派ですが、どれだけ長生きできるでしょうか〜
参照:https://www.wellandgood.com/sitting-floor-longevity/
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