今の私のお肌(特にボディー)は乾燥が激しい。ボディークリームを塗り忘れた時は、痛いレベル。
乾燥している時はクリームを塗るのは一つですが、他にもちょっとしたことで乾燥が防げるかもしれません。
乾燥肌の原因は水分の不足です。
「乾燥肌は、皮膚バリアの障害と、皮膚の最上層に必要な健康的な脂肪の機能不全または欠乏によって引き起こされます」と皮膚科医ShariMarchbeinは述べています。
通常、皮膚の最上層は死んだ細胞とナチュラルなオイルで構成されており、これらが水分を閉じ込めて皮膚を柔らかく滑らかに保ちます。しかし、この保護の役目のオイルが減少した場合、細胞の最上層に十分な水分がなくなり、乾燥肌になる可能性があります。
乾燥したら、保湿剤を塗ることが第一選択かもしれませんが、これは対症療法であるので、乾燥の元々の原因を突き止めることが大切!
乾燥の原因
1.香料は皮膚の炎症を引き起こす可能性。
香料は乾燥肌を刺激したり悪化させたりする傾向があります。香りの強いデオドラントやスキンケア製品は避けることは重要。
2.石鹸は、皮膚や頭皮から水分をうばってしまう可能性。
多くの石鹸、洗剤、シャンプーは、油分を取り除くように配合されているため、肌や頭皮から水分を取り除きます。洗顔、ボディウォッシュ、洗濯洗剤を慎重に選ぶことが重要。保湿剤入りのボディウォッシュのみを使用することは、過酷なバーソープ(固形石鹸)よりも優れていると言う医師もします。肌が乾燥している場合は、刺激の強い洗濯洗剤、さらには柔軟剤に対しても注意が必要。
3.遺伝は乾燥肌のリスクに影響を与える可能性。
研究者は、乾燥肌が遺伝する可能性があると言います。ある研究によると、皮膚バリアの形成と水分補給に役割を果たすタンパク質フィラグリンの産生を制御する遺伝子の変異は、いくつかの皮膚状態を引き起こす可能性があります。人口の約10%と推定されるこれらの変異を持つ人々は、より乾燥した皮膚に苦しみ、湿疹を発症する可能性が高くなります。アトピー性皮膚炎は一般的なタイプの湿疹です。
乾燥肌の場合、またはそれが遺伝的な場合は、毎日の保湿が不可欠です。 保湿剤に含まれるセラミドと脂質を取り入れると、皮膚バリアの構築と強化に役立ちます。
4.硬水は保湿剤の吸収を防いでしまう。
硬水(マグネシウムやカルシウムなどのミネラルが高濃度で含まれている水道水)は皮膚に膜を残し、乾燥を引き起こす可能性があります。 また、ミネラル類は皮膚の皮脂を濃厚な物質に変え、皮脂腺を塞ぎ、にきびや酒皶などの状態を悪化させ、保湿剤が皮膚に吸収されるのを止めてしまいます。家庭用ろ過システムは乾燥肌の対処の助けになるでしょう。硬水によって沈着した皮膚の膜を改善するために、ビタミンAとCを含むスキンケア製品をルーチンに追加することも一つ。
5.にきび薬とレチノールは皮膚細胞のターンオーバーを速め、乾燥を引き起こす。
MedlinePlusによると、サリチル酸はにきびの治療に優れている可能性がありますが、最初に使用し始めたときに肌を乾燥させる可能性もあります。乾燥はレチノールの一般的な副作用でもあり、2017年8月にThe Journal of Clinical and Aesthetic Dermatologyに発表された研究によると、レチノールが皮膚表面の細胞間の接続を緩めるために乾燥します。しかし、これらの成分はメリットもあるので、使用頻度を毎日から隔日程度に減らし、穏やかなクレンザーを選択し、必要に応じて皮膚科医に相談することが大切。
6.乾燥した空気は、屋内でも屋外でも、乾燥肌の症状を悪化させる可能性。
特に暖房は湿度レベルを下げ、皮膚を乾燥してかゆみを感じさせる可能性があります。そこで加湿器は役立ちます。クリーブランドクリニックによると、湿度を30〜50パーセントに設定するのが最善だそう。
7.長くて熱いシャワーは、皮膚の脱水に寄与する可能性
長時間のシャワーやお風呂は、肌の水分を奪ってしまう可能性があります。シャワーを5分以内に制限し、水温を熱くしすぎない。そして、シャワーから出てから1分以内に保湿クリームを塗ることが大切。 MedlinePlusによると、保湿剤は湿った肌に最適です。
8.老化は皮膚の乾燥を増加させる可能性。
メイヨークリニックは、40歳以上の成人は乾燥肌を経験するリスクが高く、この年齢層の約半数に影響を及ぼしていると述べています。年をとるにつれて、皮脂の生成も減り、より乾燥します。女性の場合、更年期障害に関連するホルモンの変化が原因である可能性もあります。セラミド、保湿剤(ヒアルロン酸やグリセリンなど)、ワセリンを含む保湿剤を使用することが望ましい。これらの成分は、失われた水分を補給し、皮膚のバリアをすばやく修復するのに役立ちます。
まとめ
上記の硬水を軟水にするとかはなかなか住んでいる場所で難しいですが、無香料のスキンケアに変えたり、シャワーの時間を短くしたり、熱いお湯を避けたり、お風呂後すぐに保湿クリームを塗ったり、洗濯洗剤を刺激の少ないものに変えたり、ちょっとしたことを変えてみると少しは乾燥が和らぐかもしれません。
私は、、顔は気をつける習慣がついているのでそこまで乾燥は感じていません。(洗顔はぬるま湯で。シャワー浴びている時も顔を洗う時はぬるま湯にします。シャワー後や洗顔後はすぐに保湿します。AHAやレチノール も使っていますが、長期の使用でお肌も慣れているのと、無香料で保護成分の入った保湿クリームで保湿もしっかりするので、顔の乾燥はそこまでは感じていません。ラッキーなことにニューヨークは軟水なので、ありがたい)
しかし、私がやりがちなことは、シャワーを熱いお湯で長く浴びがち。疲れていると、熱いお湯でシャワーを浴びるのが気持ちがいい。これは乾燥助長させるとわかっていても気持ち良くてやってしまいます。私の気をつけることの一つです。
みなさんはどうですか?
参照:
https://www.everydayhealth.com/beauty-pictures/7-surprising-causes-of-dry-skin.aspx