なんとなく腸内環境のことについて、色々読んでいましたら、わずかな食品からしか菌のそのものを摂れないと言う重要な菌の存在が!それも、そのわずかな食材とは、勝手にマイブーム中の『ぬか漬け』!
っと言うのも、年末年始で日本への一時帰国の際に前々から気になっていた、無印良品の発酵ぬか床を日本で買ってニューヨークに持ってきて、年始からちょこちょこ食べ始めていたため。子供の頃から母親がぬか漬けをつけていたので、食べてはいましたが、自分でぬか床を持つのは初。
無印良品で買ってきたぬか床のことを前にブログで書きましたが→
無印の「発酵ぬかどこ」ニューヨークで簡単ぬか漬け。
そのブログでも少しだけぬか漬けの栄養、乳酸菌のことについて少し書きましたが、その乳酸菌をもっと住みやすくしてくれる大事な菌が存在したのです。
それは
『酪酸菌』
[働き]
①腸内を弱酸性にすることで
・腸内にある悪玉菌が発育することを抑制し、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が住みやすい環境を作るのに役立つ。
・カルシウムやマグネシウムなどのミネラルの吸収性が上がり、ミネラル不足を補うこともできる。
②免疫細胞に働きかけて免疫機能の調整を行う。
③長寿の可能性(長寿地域に住む高齢者の腸内に多いことが判明した酪酸菌。)
[「酪酸菌」を増やす方法]
食事
酪酸菌そのものを含む食品はすごく限られて、ぬか漬けと臭豆腐などだけのよう。代わりにサプリなどからも摂取できる。
または、酪酸菌のエサとなる食物繊維を多く含む食品を積極的に摂取することで酪酸菌の働きを活発にし、酪酸を増やすことが出来る。腸内細菌のエサになりやすいのは水溶性の食物繊維(海藻類、きのこ類、果物類など)。
運動
適度な運動習慣は腸の活動を活発にし、酪酸菌の過ごしやすい環境づくりに効果的。週3~4回のペースで1日30分~1時間程度。やや息が上がる程度の運動。運動を続けることで酪酸菌が増え、運動習慣が途絶えてしまうと、逆に酪酸菌が減ってしまうことも報告されている。
[まとめ]
ぬか漬けが思ったよりも、メリットをもたらしてくれていそうで嬉しい限り。発酵ぬか床使ったら本当に簡単なので、腸内環境を見直すための第一歩にぬか漬けはいかがでしょうか?食べ過ぎは禁物ですが。。
腸内細菌が整うことでのメリットはたくさん。
イライラを抑えてくれる、睡眠の質が上がる、肌の調子が良くなる、お腹の調子が良くなる、などなど。